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心霊現象

 今日は実際に私が経験したことをお話します。


 最近忙しくて小説が書けな~い!ストレスたまる~。

 ああ、すっきりした。ところで、本編へ。

 

 私が小学高学年か、中学入り立てぐらいだったと思う。

 当時私の部屋は二階にあって、隣の兄の部屋とベランダで繋がっていた。ベランダは結構広く、洗濯物干が置かれていた。

 寝る前に本を読む癖のあった私は、その夜も、何の本だったかは全く覚えていないが、読んでいた。

 眠くなってきたら、天井からさがった蛍光灯の紐に結びつけたリボンを引いて灯りを消して眠ればいい。

 それで、本を閉じ枕もとに置くと、リボンに手を伸ばしたのだった。

 その視界に何か違和感を覚えた。

 リボンの向こうに見えるベランダ側のサッシにかけられたカーテン、オレンジだったと思うが、その裾から白いものが見えていた。

 何だろう? 洗濯物が干しっぱなしだったかな? 

 眠い目を擦りながら、私は洗濯物を取りこもうと思い立ち上がろうとした。

 いや、違う。

 カーテンは床から二十センチほどに裾があり、サッシのサンが十センチほどあるので、ガラスの部分はその上十センチほどだ。そのガラスの部分の向こう側(外)に白い布がひらひらと風になびいていた。

 その状況から想像するに、それは着物の裾のように見えた。合わせの上の部分がひらひらと動いているのだ。

 と気づいたとき、私の背中が総毛立った。

 サッシの向こうに、白い着物をきた誰かがこっちを向いて立っているそれもかなり際にいる。

 そうだ、夕方母は洗濯物を畳んでいた、ということも同時に思い出された。

 洗濯物なんかじゃない。

 カーテンを開けて、なーんだやっぱり洗濯ものだったじゃないかと思うにちがいない、と思うようにした。

 だが、カーテンが開けられない。

 だって、カーテンを開けたら、白い布の形から考えて、私の顔の真ん前に着物の人の顔がくることになるからだ。

 カーテンを開けたいという衝動と、開けて見えてしまったときの恐怖との葛藤の中で、しばし動けないでいた。

 別に、洗濯物だったとしても、風が強いわけではない。明日の朝、拾えばいいことだ! 

 という結論に達した。

 私は恐怖に負けた

 その夜、私は部屋の明かりをつけたまま眠った。正確には冴えてしまった頭を眠りにつかせようと努力した。

 あれは、いったい何だったのだろう。いまだに疑問だ。

 ちなみに、翌朝、ベランダを見たが、洗濯物はなかった。

 勿論、白い布のようなものも、――白装束の女も……。(おわり)
 
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