スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

地震2

 家の中を一通り見てまわり、ため息。

 おそらく振動で壁や天井にこべりついていた埃が落ちてしまったらしい。板と板の継ぎ目にはこすれてできたらしい粉がふいている。

 とりあえず電話、あちこち連絡しなければならない。

 テレビで情報収集も。

 でもしかし、停電だよ、の言葉。絶句する。

 電話のディスプレイが映し出されていない。テレビはリモコンの反応なし。

 うーやはり連絡系統は携帯だけか。

 今一度携帯をいじる。

 やっぱりだめだ。

 強めの余震がきて、思わず外へ出る。

 家がつぶれるなんてことはあるまいな。

 家の周りをみてまわる。

 サイドボードに数カ所罅が入っているけど、他は大丈夫そう。

 隣の空き地においてあった網戸がこちらへ転げてきているので、隣へ移す。

 いや、これはそうではないぞ。

 上を見上げ、それはうちの網戸じゃ。二階から落ちたのだ。網がぼろぼろ。枠は一応整っているが、実際はめてみたらだめかも。

 家の中もタンスや食器棚などあり得ないものが数センチ移動しているけど、倒れてはいない。

 今晩は寝れそう。

 そういえば、引き取らねばならぬ人物がおったと気がつく。

 車で再び家を出る。

 いつもなら15分もかからない距離、なんと40分かかった。

 信号機は何故かこの路機能していたけど、二つの大通りをつなぐ路でもあり、地震後帰宅を決定した学校帰りの子供や会社員の人たちで、車道も歩道も車や人でいっぱいだった。

 横断歩道は子供の列、遅々として車は進まず。

 やっと目的の場所へたどり着いたが、すでに送り出したあとだった。

 なんのために行ったのか分からないけれど、まあ、信号がいきているので、心配しなくても大丈夫そうだしそのまますぐに引き返す。

 帰りはもっと込みそうだから、別ルートを選ぶ。

 ところが、これもまたよかったのかどうか。

 行きどころのさわぎじゃない。停止状態。たまに思い出したように一台分ほど進む。

 大通りへの交差点に近くなって、急に五台ぐらい進む。

 どうしたものかと前を見れば、この交差点信号機が止まっている。代わりにおまわりさんが笛ふきながら手信号で交通整理していた。

 急に動いたのはおそらくこのおまわりさんが交差点に立ってくれたからだ。

 ありがとう。市民の味方。おまわりさん。

 おかげで、あとはスムーズに家へ帰れた。

 疲れたけど、無駄足でもなかったのかも。

 停電は部分的で、大丈夫なところもあるのだと分かった。

 でも、家に帰りついてほっとしたのはつかの間のことだった。

(つづく)
スポンサーサイト

テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

きなこ

Author:きなこ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。